【”合理的配慮”は障がい者雇用において最も重要なキーワードです】

こんにちは!
飲食・物販・小売業での障がい者雇用をサポートしています
石本です。

 

今日は接客業で障がい者が働く上での「合理的配慮」とは?
についてお話したいと思います。

合理的配慮とは・・・

「社会の中にあるバリアを取り除く為に
何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられた時に、
負担が大きすぎない範囲で対応すること」

引用:内閣府ホームページ

実際に店舗では、どの様な状態が起きているのでしょうか。

お店でよくある
「曖昧な指示」や「複雑な複合作業
知的障がいや精神障がいの方々にとっては負担になるだけでなく
「緊張感」や「不安感」、更には「恐怖感」を感じる事もあります。

お店で、この様な指示は出していませんか。

「皆さんいいですか?」
➡皆さんに自分は入るのかな・・・

「ここまでいいですか?」
➡ここまでって、どこまでなの・・・

「とりあえずお願い~」
➡とりあえずって?

「ついでにやっておいて」
➡何とついでに?

「わからない事があったら聞いてね」
➡わからない事が、わからない・・・

私の子供もそうなのですが
指示が曖昧すぎると、ただ怒られているという記憶だけが残り
だんだんと職場に対しての恐怖感に変わってきてしまうんです・・・

こういった指示にならない様に考慮してあげる事が
店舗でできる”合理的配慮”です。

車いすの方に対して
高い場所に物を置かない様に考慮する。
それと同じです。

でも、この場合わかりずらいですよね。

ポイントは
「一つ一つの指示に対して伝わっているかを、確認しながら進める」
さらに
「理解度が低い様だったら、根気よく何度でも同じ事を
全く同じ言葉で伝えてあげる」

事が必要なのですが

ここで一番、重要なのが
「トレーナー(教育者)が、お店のピーク中であっても
この事を意識できるか」

という事なんです。

そう考えると結構、難易度高いですよね。

でも、それができる様になると
トレーナーのスキルは大きく上がります。

成長するのは、障がい者だけではありません。
是非、意識してあげて下さい。

<今日のポイント>
ヒマな時間だけでなく、忙しい時間にも
キチンと指示が伝わっているか意識してあげて下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回のお話が、御社の今後の障がい者雇用のお役に立てれば幸いです。

無料PDFプレゼント中!
【2019年度版】飲食・物販・小売専門の障がい者雇用バイブル
~これからの時代に合わせた障がい者雇用とは?~
*無料個別相談も受け付け中

詳しくは➡ここをクリック

弊社の障がい者雇用・育成プログラムは➡ここをクリック

「イートライ株式会社」