【仕事の切り出しだけでは限界があります】
こんにちは!
飲食や物販、小売での障がい者雇用をサポートしています
石本です。
今日は店舗で障がい者が働く上での
「仕事内容の決めた方」
についてお話したいと思います。
受入れをする企業から最も多い質問が
「障がいの方ができる仕事が少ない」です。
できる仕事が少ないので
・勤務時間が確保できない
・本人のスキルが上がらないので、昇給や昇格ができない
・雑用だけだと周りから必要とされない
などといった状況になり
本人がつまらなくなり辞めてしまう。
といった事になってしまいます。
「お店の中の業務から
障がいの方ができる仕事を切り出す」
という発想には限界があります。
切り出しではなく
今ある業務を
「どうしたら簡単にわかりやすくできるか」
という発想が必要です。
例えば・・・
「料理の提供手順を5段階にわかけて作る」
具体的には
「最初に覚えるべき接客用語を減らして、徐々に増やしていく」
これで、最初はスムーズに覚える事ができ
その後のステップを本人の目標にする事で
モチベーションが保てます。
さらに可能であれば、ステップが上がるごとに
時給を1円ずつ上げてあげるのもいいかもしれません。
ちなみに
この手順でオーダーエントリーのマニュアルを作成し
飲食経験者に教えたら
最初の3時間で既にオーダーを取っていました。
新人さんのマニュアルにも使えますね。
<今日のポイント>
「できる仕事を探すのではなく
今ある仕事をどうやったらできる様になるのか」
という発想で考えてあげて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回のお話が、御社の今後の障がい者雇用のお役に立てれば幸いです。
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